伝説のオウガバトル外伝 〜ゼノビアの皇子〜 メーカー:SNK 発売日:00/6/22 定価:3800円 | |
内容 | 『伝説のオウガバトル』の最新作。新たに、レンジャーやハガルなどの新クラスが登場。戦闘では、さまざまなタロットカードを使って自軍を有利にしよう。 |
HT | システムに若干のアレンジはあるものの、しっかりあの『オウガ』。あまりにしっかり『オウガ』なので、ストーリー変更のみ(しかもタイニー)な印象も受けがちなんだけど。そこは評価の分かれるところ。携帯機で、どこでも『オウガ』が楽しめるんならいんじゃない派は買いかな。 |
8点 | |
MP | 小さいながら、紛れもなく『オウガバトル』。チクチク育てる楽しさ。リアルタイムで進行する中、状況確認や指示出しの操作性に問題なし。さすがにユニットやアイテムの管理は煩雑でやや面倒だが許容できるレベル。あとは重厚なこのゲームを携帯機でプレイする欲求があるかどうか。 |
7点 | |
SM | あのシステムを、うまい具合に携帯ゲーム機に再現。『オウガバトル』の世界観をちゃんと受け継いでいるし、新しい職業もあるしね。おまけに通信で自慢のキャラどうし、対戦できるのもうれしい。『外伝』だけに無難な作りだけど、ファンなら納得いく出来なのでは。いい感じだよ。 |
7点 | |
KO | システムはスーパーファミコン版とほぼ同じ。いまさら感はあるけど、ストーリーが違うし、新しいユニットも登場するからね。ユニットの位置関係などを広範囲で確認できないのは気になるところ。シミュレーションRPGファンが、息抜きとしてやるにはちょうどいいレベルだね。 |
6点 | |
THE KING OF FIGHTERS バトルDEパラダイス メーカー:SNK 発売日:00/7/6 定価:3800円 | |
内容 | 『ザ・キング・オブ・ファイターズ』のキャラが活躍するゲーム。キャラとの対戦やミニゲームなどで”スター”を集めていこう。”スター”の多いキャラが勝ちだ。 |
HT | スゴロク。出目にあわせて進んでいき、ミニゲームをすると。育成的な要素もあって、それなりに戦略性はあるんだけど。最終的には、運まかせ。となると、パーティーの盛り上げにどのくらい役立つか、だけど。携帯機だと、それもちょっとね。けっきょく、キャラクターの思い入れ次第。 |
5点 | |
MP | 1対1の対戦なだけに、ボードゲームとしては盛り上がりに欠ける。戦略もあるが、けっきょくサイコロの出目しだいなのは致しかたないか。対戦相手とのミニゲームは、単純ながら難易度が高い。勝敗にこだわらず、勝っても負けてもキャラを成長させられる部分を楽しむべきか。 |
5点 | |
SM | 育成要素のあるスゴロクゲームね。カードなどを駆使して、ある程度戦略的にゲームは進められるが……勝負はやっぱりミニゲームの腕次第で決まるかと。でもそのミニゲームがよくあるものが多く、ちょっと物足りない感じがする。このシリーズのファンなら楽しめると思うが。 |
5点 | |
KO | 『マリオパーティー』風。制限ターン以内でスター&コインを稼ぎキャラを育てる。ボードゲームとしては、ふたり対戦がネックで盛り上がらず。ひとりで遊ぶにしても、ドリームキャストの『K.O.F.’99』で隠しキャラを出すという目的がなければ、それほど楽しめない。ハンパだなぁ。 |
5点 | |
ロックマン バトル&ファイターズ メーカー:カプコン 発売日:00/7/6 定価:4800円 | |
内容 | アーケード版の『ロックマン』を2作品収録しているソフト。『ロックマン』シリーズに登場したボスキャラと直接対決できるぞ。特殊武器を駆使して戦うのだ。 |
HT | キモの部分であるボス対戦だけを、ぎっしり詰め込んだ感じ。お得。正統派アクションゲーム。しっかりちゃーんとできている。少しずつで、いつでも終われる楽しさ。携帯機にはぴったりの仕様。キャラ集めのギミックも、シリーズのファンにはしっかりうれしい。トータルバランス◎。 |
7点 | |
MP | ボス戦だけ。ボスによってさまざまな攻略法があり、それを見つける楽しさがある。とはいえ、そのくり返しになるのは、やはり単調。2作品収録されてるが、システムが同じなのもツライ。ポーズをかけてから特殊武器を変更するという操作は、ハードの構造も災いしてわずらわしい。 |
5点 | |
SM | 携帯ゲームにうまい感じに移植されていて○。操作性もよく、しっかりできている。キャラクターやボスたちのデータを収集するのも、少し楽しい。でもボスの攻撃が見にくいステージがあったりするのが残念。武器を取り替えるのも、ちと面倒だしね。でもそれなりに遊べるよ。 |
6点 | |
KO | 『ロックマン』のボス戦のパワーアップ版(若干)が楽しめるという印象。ボス戦までのストイックな道のりが辛い人には打ってつけだけど、その反面クリアーしたときの達成感は薄い。2作品収録しているが、どちらも大差なく、ボリューム的には不満。遊ぶ方向性が見えないなぁ……。 |
5点 | |
デルタワープ メーカー:イオシス 発売日:00/8/10 定価:3800円 | |
内容 | 三角形を回転、反転させながら移動させ、盤上にある赤い三角形をすべて集めよう。ステージは全部で100個用意されているほか、エディットも可能なのだ。 |
SK | 基本的なルール自体はシンプルなものだが、細かな特殊ルールが多い。それをゲーム中は瞬間的に把握しなくてはいけないのが辛い。序盤は適当にプレイしていてもいつまにかクリアーしている場合があり爽快感は薄い。中盤からはぐっと難易度が高くなり、これまた爽快感が少ない。 |
5点 | |
RY | 簡単ルールは歓迎だけど、パズルとしてはもうひと捻りほしかったところ。階層仕立てで難易度を上げるのはなく、1画面での詰め将棋的なパズルを希望。下のフロアに行ける穴と、ゲームオーバーになる穴のグラフィックが同じなのは×。対戦モードとエディットモードは○。 |
5点 | |
OK | ステージが多重構造になっていたりして、メチャ頭を使う。慎重にプレイするのはたやすいけど、制限時間クリアーや早解きに挑戦すると、指先と頭脳の戦いに。頭でわかってても指が思うように動かないのよね。難しく考えがちだけど、遊んでみると理解が早く、けっこうハマる。 |
7点 | |
RU | パズルのシステムとしては新鮮な印象を受ける。アクション性も高く、パズル的要素も高い。コツをつかめば上達していく心地よい爽快感も楽しめる。ただ、それらを支援する画面システムやフォント、見せ方などの構成が独特で、わかりにくいのも確か。携帯用ゲームだけに……。 |
5点 | |
COOL COOL JAM メーカー:SNK 発売日:00/8/10 定価:3800円 | |
内容 | ”フラッシュマーカー”のタイミングに合わせてボタン操作をし、楽器を演奏しよう。ドリームキャストの『COOL COOL TOON』から、キャラを転送して使えるのだ。 |
HZ | ネオジオポケットを楽器に見立てて演奏するというアイデアはおもしろい。ジャンルも幅広いし、楽器の数も多いのには好感。ただ、楽器を吹いたり弾いたりする感覚は当然薄め。メンバーを捜したり、セッションしたりと盛りだくさんだけど、純粋に音のノリを楽しむのは難しい。 |
6点 | |
KY | 物語が進むにつれ、楽器も増え、操作法も変わっていくというのはよい。だが、音が音楽的ではなく、ゲーム的すぎるのが致命的。基本となるクラップ音も、もっと弾けた感じだとよかった。だって、音楽好きの人のクラップって、こんなじゃないでしょ。このハードでは仕方ないかな。 |
4点 | |
MO | 音楽のジャンルや楽器が多いのはよい。でもせっかく楽器ごとに画面を縦や横にして操作するのに、どれも操作方法が似ているせいか楽器ごとの特徴があまり感じられない。演奏も流れてくるマークに合わせてボタンを押す感じで……。もう少しリズムに乗れたらもっとよかったな。 |
6点 | |
HT | 本体をせわしなく上下に持ち替えてみても、楽器がたくさん用意されていてもどうにもならないのが、押せるボタンの数。押し分けるよりも押すタイミングが重視されすぎなのはしかたないか。RPGと音ゲートの融合は、たしかに新しいけど、もっとバリエーションはほしいような。 |
6点 | |
ビッグバンプロレス メーカー:SNK 発売日:00/11/23 定価:3800円 | |
内容 | 8人のレスラーからひとりを選んで必殺技を駆使し、チャンピオンを目指すのだ。”棺桶デスマッチ”など、特殊なルールの試合が3種類も収録されているのだ。 |
HZ | 携帯機としては、プロレスの雰囲気がよく出ているし、演出等、頑張っている部分はあると思う。試合自体は、とくに際立った特徴はないまま淡々と進行していく印象。特殊ルールなども用意されているが、プロレスファンに強く訴えるポイントとしては、やや弱い感じがしてしまうな。 |
6点 | |
AY | 組んだ瞬間にボタンをポチ。既存のプロレスゲームのシステムをほぼ流用。ゆえに間違ってはいないが、ありきたり感は否めない。派手化が進んでいるジャンルだけに、グラフィックの地味さ加減も目立つ。仕方ないと言えばそうなんだろうけど、何かこれといった特徴があれば。 |
4点 | |
OK | 携帯機のプロレスながら、キャラの描き分けが明確。登場シーンまではいいけど、試合中の演出は控えめ。必殺技などはもう少し派手でありたい。携帯機の格闘ゲームと言えど、大味な感じも否めない。風変わりな”棺桶デスマッチ”などは、基本が同じなのであまり変わりばえしない。 |
6点 | |
HT | アメリカンプロレス風味。『ファイプロ』を踏襲した操作体系に安心感は得られる。デスマッチは、下手すると10秒で終わったりもする、まさにキワモノ。自分なりにどんなに気持ちを盛り上げようにも、登場レスラー数と使用技の少なさに直面すると、自分の想像力の限界を知る思い。 |
5点 | |
INFINITYcure. メーカー:キッド 発売日:00/11/23 定価:4800円 | |
内容 | シリーズ最新作。文章を読み進め、悲劇的な結末を回避するのが目的だ。今作では、プレイステーション版で謎のまま残された物語が解き明かされるのだ。 |
HZ | テキストを読み進めながら、物語世界に浸っていくには、導入部や細かい部分の演出が大事だと思う。不思議なストーリーが展開するだけに、そこらへん、少々食い足りない印象もあるかなぁ。システム自体はごくオーソドックスでわかりやすい。キャライラストには違和感あり。 |
6点 | |
AY | プレイステーション版をプレイしているなら、シナリオ補完ソフトとして価値は上がる。ただ、グラフィックや音声など演出の面で劣ってしまうのは避けられないとはいえ、やはり寂しい。登場人物がほとんど女の子だけに、余計そう感じられる。嫌気がさすようなところはないが。 |
5点 | |
OK | 何度も繰り返す、奇妙な物語。物語を楽しむという点では、展開が興味深く、テキスト表示が大きくて読みやすいのでいい感じ。だけど、演出面は登場キャラの表情パターンや、場面に合わせての一枚得の挿入などが少なくて控えめ。そこは想像で補うとしてもちょっと寂しげかと。 |
6点 | |
HT | 基本的なストーリーの流れはプレイステーション版と同様。テキストを読み進めていく行為にプレイ時間の99パーセント以上を費やし、物語を浴び続ける格好。受動的プレイが好きで、SFが好きで、絵柄が好みなら。文字は読みやすく、スキップ機能もあってストレスは感じない。 |
7点 | |
にげロンパ メーカー:電脳映像製作所 発売日:00/11/23 定価:3800円 | |
内容 | 仲間を雇って多くの依頼を受け、一人前の”ワールドワーカー”になろう。仲間は忍耐度により、やる気を出したりパーティーから外れたりと行動が変化するぞ。 |
HZ | RPGとしては、基本的な部分は従来からあるタイプで、きわめてオーソドックス。おなじみのパターンでエンカウント、戦闘でレベルアップ。さらに依頼された仕事をこなして報酬を得るという形。その積み重ねでワーカーとして育つ感覚。キャラの個性が現れるのは、いい感じだね。 |
7点 | |
AY | とくに突出した部分は見当たらず、こぢんまりとはしているが、丁寧な作りで好感が持てる。お手軽と言う表現がピッタリ。ライセンスと仲間に関するシステムがアクセントとして十分に機能。ゲームにメリハリを与えている。戦闘などで不備に思えるところもあるが致命的ではない。 |
6点 | |
OK | 全体的に丁寧に作られていて好感が持てるRPG。仲間を雇ったりライセンスを増やしたり……などなど、やることも満載で楽しい。ただ、目的地やフィールドでのステータスなど、知りたい情報を手軽に見られるなどもうすこし洗練されていればもっとよかった。ホントにおしい! |
7点 | |
HT | タイトルから連想できないおもしろさの潜伏を確認。”ライセンス”の入手により多数の職業に就いてスキルアップできたり、装備するアイテムで極端なパラメーター変化をしたりで、キャラクターいじりが楽しいゲーム。惜しむべきは前時代的な戦闘画面……はぜひ気にしない方向で。 |
7点 | |
スーパーリアル麻雀 プレミアムコレクション メーカー:SNK 発売日:01/3/29 定価:4250円 | |
内容 | 『スーパーリアル麻雀』シリーズ最新作。7人の女の子たちと麻雀で対戦していこう。勝てば、女の子が服を脱いでくれるほか、コスプレイラストも見られるぞ。 |
HT | へー、ここまでアニメーションできるんだと、正直ビックリしました。久々の脱衣麻雀。しっかりバストまで見えているけれど、いやらしい感じはしない。微妙な湯加減にうまく調節してあります。おまけモードも○。キャラのファンならずとも、食指は動いてしまうかもなー。 |
7点 | |
UD | 家庭用の脱衣麻雀で、ここまで露出度が高いものは何年ぶりでしょう。若干アニメーションするしグラフィックもレベルが高いけど、携帯機の画面だとやはり物足りなさを覚える。一度見たシーンならいつでも見られるのは○。麻雀部分は可もなく不可もなく、ふつうに遊べるデキ。 |
6点 | |
MO | 携帯ゲーム機と思えないごほうびにドキッ(ハート)かなり照れたヨ。瞳を潤ませながら脱衣、そのさい胸がぷるんって揺れたりして芸が細かい。ここまで徹底されると、ヘンにじらされるより逆にすがすがしいかも。システムは待ち牌表示がなされたり、チョンボがなかったりと親切設計。 |
6点 | |
RU | ポロリもあるヨ、がウリでしょうか。麻雀としては例のごとくいつもの『スーパーリアル麻雀』なんですが、牌が小さくて目がしょぼしょぼするのはポロリを考えればご愛嬌の範囲でしょうか。麻雀自体ゲームとして楽しいので、あとは遊びやすいシステムや付加価値の問題ですよね。 |
5点 | |