レビューコメント

将棋の達人
メーカー:ADK 発売日:98/11/20 定価:3500円
内容本格的な将棋が楽しめるソフト。本将棋のほかに、簡単ルールの挟み将棋も遊ぶことができる。本将棋では、角落ちなどのハンディキャップ設定も可能だぞ。
SN対局してくれるコンピュータープレイヤーが濃くて、いかにもネオジオしていて、ちょっと笑った。ゲーム自体はすごくノーマルな将棋。3段階の強さ設定ができるが、十分早くて強い。いつでもセーブできて、後日盤面を即ロードできるのも携帯用としては親切な設計といえる。
7点
RY本将棋のほか、挟み将棋も遊べるのは○。思考時間は、やや長めな感じ。8人いる敵コンピューターキャラは、どれもヘンテコな設定で笑える。このへんは、エーディーケイっぽくて楽しい。携帯ゲーム機の将棋としては基本的な作りなので、可もなく不可もなくといったところです。
5点
WM思考の速さは魅力。3段階のレベルに加え、キャラごとに指しかたや強さが違うらしいが、差はよくわかんない。とゆーか、むしろ全体的に弱いような気が。つねに相手の駒の場所にカーソルが移動するのは面倒。ありそうでなかった挟み将棋は、手軽でハマる。ハードに合ってるね。
5点
HTいかにもエス・エヌ・ケイな対戦者の顔! 挟み将棋が入ってるとは珍しい。あれこれのモードがあるとかではないけど、このハードには適した構成かも。待ち時間はほとんどなく、多くのことを望まなければ、とくに不満な点は感じないかも。カーソルを一瞬見失うこともあるけど。
5点
ポケットスポーツシリーズ ベースボールスターズ
メーカー:SNK 発売日:98/11/26 定価:3800円
内容個性的な12チームで勝敗を競い合う野球ゲーム。リリーフや代打を出す時に切り札コマンドを選択することで、選手の能力を引き上げることが可能なのだ。
HT一見、ゲームボーイで出ていた、初期の『ファミスタ』。だけど、調整がユルくない!? ライト前ゴロが多発したり、フィルダースチョイスもけっこう出るし。1、3塁で2塁に盗塁死させると、3塁走者の本塁突入に送球がされなかったり。切り札などのアイデアに光るとこはあるけどさ。
3点
RYホームランや切り札使用時に挿入される一枚絵の演出が、携帯ゲーム機のチマチマ感を払拭しててイイ感じ。画面切替えの直後にフライの落下位置がわかりにくいのは難。激速な送球スピードもヘン。ゲーム寄りな作りの野球ゲームなので、リアルさを求める人には向かないかと。
5点
SMかなりファミコン時代を匂わせる作りですな。まぁ、携帯用ってことで画面がこぢんまりしてるのはしょうがない。けど、ボールの位置が把握しづらいのはマズいと思うんですわ。操作感もイマイチだしなぁ。ホームランを打ったときに表示されるグラフィックは笑っちゃいますが。
5点
HT投球時のボールの速さがゆっくり。ハードの特性を考えた配慮だろうけど、そのほか野球ゲームとしてのゲームバランスはひと昔以上まえのそれで、いびつ。どのくらいかというと、ここに列挙できないくらいたくさん。チームや選手が架空の名前ってのもどうにもお寂しいと思う。
4点
ポケット格闘シリーズ サムライスピリッツ!
メーカー:SNK 発売日:98/12/25 定価:4500円
内容おなじみの覇王丸やナコルルが活躍する対戦格闘ゲーム。使える必殺技が異なる剣質選択や、難易度が3段階から選べるため、初心者でも気軽に勝負ができる。
SK移植度は高いよ。ディフォルメされたキャラではネオジオ版の迫力はもちろん味わえないけど、ゲームの要素はほとんど取り入れられている。操作性もよし、コマンド入力が難しい必殺技も非常に出しやすくなっている。難易度の幅も広く初心者にも安心。残像もまったく気にならん。
6点
KOちょいまえに出た『K.O.F』と比べると画面のチラつきが若干多いような気が。ボタンの押す長さで攻撃の強弱が決まるってのは無理があるなぁ。とはいえ、携帯用ゲーム機としては高レベルのデキ。剣質選択やキャンセル技なども可能な本格派。移動時間も格ゲー三昧な人はどうぞ。
6点
SMゲーム自体はよくできているんだけど、ごくごふふつうになってしまっている。このシリーズでお馴染みのキャラクターが登場し、対戦するだけだから。またストーリーや技など、とくに変わったところがないのも、ふつうに思える原因。個人的にもうひとひねりほしかったところ。
5点
RU剣質が選択できたり怒りゲージが採用されていたりと、オリジナル『サムスピ』のシステムを継承。小さいキャラながらも動きはよく、コマンドも入りやすい。しかしながら音、グラフィックの迫力は弱く、とりあえず『サムスピ』といったカンジの印象。携帯ゲーム機で格闘はツライ?
5点
ポケットカジノシリーズ ネオ・チェリーマスター
メーカー:ダイナ 発売日:98/12/25 定価:4800円
内容スロットゲーム機種”チェリーマスター”が楽しめるソフト。メインゲームのスロットで獲得した得点を賭けて、トランプのダブルアップゲームに挑戦できる。
HZシンプルな作り。ゲーム的な演出は少ない。とくに盛り上がるとかそういう感じじゃなく淡々とゲームが進んでいくのだ。でもギャンブル好きとしては、絵柄が揃って払い戻しがあると、それだけでうれしくなる。ゲームを終了させなきゃ、モードを変えられないのは面倒くさい。
5点
KNシミュレーター寄りのシンプルな構造ではあるが、作りは丁寧。とくにカーソルを使用するオンラインヘルプはユーザーフレンドリー。9個のリール表示は、モノクロながらまったくストレスはない。スロットとダブルアップ以外のギミックは本当にないので、それを歓迎する人なら。
5点
IN当たるとトランプを使ったダブルアップができるのは、いいアイデア。リールの止めかたや回転スピードの早さを選べ、画面も見やすいのでプレー感は良好。基本的に、選べるのがスロットのみってのは物足りないなあ。いい暇つぶしにはなるけど、もっとゲームの種類は欲しいとこ。
5点
BMひとつのスロットゲームを遊ぶ以外にモードがなんもないのでなんとも物足りない。ふつうのゲームによくあるミニゲームが、ひとつのゲームになっちゃいました、的な。役ができたりダブルアップに成功して、数字が増えてくことによろこびをみいだせれば……。でもキツイよな。
3点
キング・オブ・ファイターズR−2
メーカー:SNK 発売日:98/3/19 定価:4500円
内容人気対戦格闘ゲームのネオジオポケット版。チームバトルができたり、自分だけの格闘家を作って戦うこともできる。ドリームキャストにも対応しているぞ。
SNレバー1個とボタン2個で……となんて思っていたのだが、十分、十分。確かに微妙な操作は要求されるようになったとは思うが、ネオジオポケットのレバーが入力性が良いせいでかなり高密度なプレーが可能だ。携帯用ゲーム機の格闘モノではかつでこの心地よさはなかったかも。
7点
RYカラーだと残像が全然気にならない。携帯ゲーム機で『KOF』がここまで楽しめるとは、正直言ってオドロキです。ただ、『’98』のキャラが全員いないのは残念なところ。メイキングモードは、ヒーローノリのギャグ路線。コレはコレで楽しいけれど、シリアス路線を期待してる人は注意。
7点
WMスゴクよくできてる。ちっちゃいのにキビキビ動き、技も見栄えがする。2種類のパワーゲージなど、おなじみのシステムちゃんとある。コマンドが簡単で技が出しやすいのも魅力。育てゲー感覚のメイキングは一人プレーに打ってつけ。通信対戦は問題なく快適にプレー可能。
7点
HT確かにそれらしいやりとりにはなってるけど……。ハードの特性か、必殺技は出しやすく、ナナメジャンプが暴走しやすいみたい。技のやり取りに深さを求めちゃいけないけど、ひとり用のキャラ育てモードは、能力アップのワザ集めが楽しい。デフォルメキャラだし、軽いノリで。
5点
どこでも麻雀
メーカー:ADK 発売日:98/3/19 定価:3200円
内容どこでも対局できる麻雀ゲーム。打ち筋に特徴を持った23人の雀士に勝ち抜いていこう。フリー対局と勝ち抜き戦、通信対戦の3種類のモードで遊べるぞ。
SN携帯用ゲーム機の必須ゲームというか、わりと定番ゲームとしてちょっとしたおやじならほしくなるのが麻雀ゲーム。当ゲーム、あたりはコミカルだけれど(かいちょうチョンボには笑った、あれのパロディだ)、しっかり熱血麻雀が楽しめる。エス・エヌ・ケイテイストの1本だね。
7点
RYシンプルな作り。テンポはイマイチ遅め。登場キャラは、設定と顔グラフィックが超個性的で楽しい。綾波似の”アヤナ・ミレイ”、走り屋の”あっロン プロスト”には笑わされた。でも、プレー中は個性がナリを潜め、地味になるのが残念。23人の打ち筋の違いも、あまり感じられず。
5点
WM牌はキレイで見やすいが、テンポが悪い。フツーにやればズルのない麻雀だが、各キャラの得意な役を作りやすくするルールを設定すると、ズル麻雀に変身。1本で2タイプの麻雀が楽しめるのはグー。一局終了しないとセーブできないのは、携帯機用として不親切。音の演出が地味。
6点
HT牌の見やすさからすると、カラー機でのプレーが前提か。コンピューターは、大味なアガりかたをするやつばかりで、セコイやつがいない。正統派すぎるのか。待ち時間は長くも短くもなく。対戦者のモジリ系名前は、まあ人によって、というところで。強烈なウリはないかなあ。
6点
ネオ・ドラゴンズワイルド
メーカー:ダイナ 発売日:98/3/19 定価:3200円
内容手軽にポーカーゲムをプレーできるソフト。そろった役にジョーカーが含まれていると、スロットによるボーナスゲームでスコアアップすることができる。
TS細かい設定の変更ができるとはいえ、ポーカーゲームだけでこの値段はコストパフォーマンスが悪いと思う。せめて、別のカードゲームをあと3種類くらいは遊べるようにしてほしかった。暇つぶし用のゲームと考えれば納得できないこともないけど、やっぱりさびしすぎると思う。
4点
MPゲーセンでメダルでプレーするポーカーゲーム似。相手がいるわけではなく、役によって配当が決まっているタイプ。1種類。淡々としてる。目標があるわけでもなく極シンプルな作り。単純にデジタルなポーカーをしたいか、ヒマをつぶしたいか、どちらかが目的なら裏切られない。
4点
TOカードゲームの甘い罠。気づくと長々とプレーしてしまう。内容的にはふつうのポーカーゲームで、全体的にハッと目に止まるようなところはない。誰でも手軽に遊べる印象。ホールドをオートにできる機能がついているので、楽に遊べる。飽きないで、長く遊べるのは重要。
6点
PSかなりアツくなるダブルアップゲームを含めて数種類ボーナスゲームが入っているが、基本はポーカー1本。これといった演出も目的もないので、純粋にポーカーを遊ぶだけ、というコンセプトはやはり寂しいものが。これで極端に値段が安いっていうならまだアリなんですが……。
5点
ネオ・ミステリーボーナス
メーカー:ダイナ 発売日:98/3/19 定価:4800円
内容特殊なボーナスが取り入れられたスロットゲーム。?マークを揃えることでボーナスゲームに突入し、停止させたりールの目に相当するスコアが得られる。
TS通常のスロットにはない、ちょっとしたボーナスゲームが楽しめる。けれども、シンプルなスロットゲームの域は出ていない。内容と値段が釣り合ってないと思う。リールの回転とともになめらかに流れる絵柄を見て、ハードの液晶の表示能力の高さを確認することはできたけどね。
4点
MP基本的な作りはパチスロに似た台。1種類。ストップボタンを押したときのリールのすべりがほぼないのが特徴。目押しの効果が絶大なので、目押し好きは楽しめる。スロットマシンのように自動で止まる設定にもできるけど。ちなみにカラーでないと目押しは不可能。作りは簡素。
4点
TOどこでもプレーできて、取っつきやすい。機種は1台しか入っていなくて寂しい。自分のプレーデータを一応見ることはできるが、あまり必要なし。ダブルアップやコインボーナスなどのおまけ要素は、そこそこ遊べるんだけどね。ダブルアップ時のコンピューターは、インチキ?
5点
PSルーレットは大きくて見やすく、液晶画面だと心配される動きの残像も少ないので目押しもそこそこできる。しかしこのソフトもやることはスロットゲーム1本。ボーナスゲームは『ドラゴンズワイルド』よりちょい多いが、ゲーム展開はやはり単調気味。楽しみはダブルアップだけだな。
5点
パズルボブル・ミニ
メーカー:SNK 発売日:99/3/26 定価:2980円
内容同じ色の泡を3個以上つなげて消すパズルゲーム。最短時間でステージクリアーを目指すモードや、友だちやコンピューターと対戦できるモードで遊べるぞ。
BKゲームギア版を除けばカラー携帯ゲーム機用では初。ネオジオポケットのレバーもこのゲームに最適な操作感。ただ、明るい場所ではいいけど、やや暗い場所で微妙な色の違いが認識しにくい。ハイスコアが上位3人までセーブされるから、ひとりでコツコツやるのにはいいかも。
6点
RYカチカチと音がするネオポケのボタンが、このゲームにピッタリフィット。微調整用のBボタンと併用すれば、かなり思いどおりの位置に玉を発射できる。カラー版だと玉も見やすくて○。モノクロ版は、苦肉の作なんだろうけど記号入りの玉で差別化。コレは直感的にわかりづらい。
7点
WMちっちぇー!! 色がついてる分遊びやすいんだろうが、それでも集中してプレイすると目がチカチカしてくる。さらに、光の加減によって見分けにくい色があったりして、ツラさ倍増。ひとり用モードはベーシックなもののみ。対戦ができるが、この画面でやりたいかどうかは疑問。
4点
HT玉小さい&角度が決まらない。宿命的ではあるので、仕方ないかもしんないが。べつの見方をすれば、画面が小さいので、なんとなーくでも、思い通りの場所へ並べやすいかも。多様なモードにより、ひとり遊びもだいぶ間が持ちそうではある。それでもやっぱり、小さいけどね。
5点
ビッグトーナメントゴルフ
メーカー:SNK 発売日:99/7/29 定価:3800円
内容3つのコースがある本格的なゴルフゲーム。18ホールをプレイして腕前を判定したり、トーナメント戦に挑戦するなど、3つのモードが用意されているぞ。
HZ携帯機だけに、長時間の移動などで手軽にゴルフを楽しめるのはいいし、いい意味でふつうのゴルフゲーム。コースの特徴やグリーンのアンジュレーションなど、つかみづらい面も確かにあるけど、パットが決まった瞬間の音は快感。コンパクトによくまとまった1本といった印象。
6点
KO携帯機のゴルフゲームにしてはよくできてる。コースもそれなりに本格的だし、6人のキャラの性格づけもキチンとされてる。いちばん気に入ったのは画面右のコース図。ボールを飛ばす方向や落とし場所の確認が瞬時にできて超便利。テンポもいいので移動時間の暇つぶしには最適。
7点
SM無難に遊べるゴルフゲームね。ビジュアルはきれいで見やすいし、操作が簡単なので、誰でも気軽に楽しめそう。遊べるモードやコースは少な目なんだけど、携帯ゲームだけにいいかなぁ?って感じがする。隠し要素もちょこっとあるしね。気軽に遊べるいいゲームだと思います。
6点
IL細かいことを言ったらきりはないが、携帯ゲーム機用のゴルフゲームとしては及第点。風向き、クラブの種類、距離の3点だけを考えれば問題なしのシンプル構造。ただし、パワーゲージを思いどおりに止めるのは至難の業。意地悪なコースではストレスが溜まるって人もいるかもね。
6点
ぷよぷよ通
メーカー:SNK 発売日:99/7/22 定価:3800円
内容人気落ちモノパズルゲームのネオジオポケット版。”じつりょくてすと”モードでは、プレイヤーの腕前を24段階に評価してくれる。もちろん通信対戦も可能だ。
SKカラーの発色が美しい、携帯用ゲーム機用としてならいちばんだよ。しかし、すでに発売されているモノとモード等であまり差別化されていない。おもしろさは保障されているけど、ネオジオポケット版じゃなきゃという理由が弱い。どうせなら最新作の『SUN』で遊びたいしなぁ。
7点
KN機種は変われど安定したおもしろさ。ネオポケのスティックは、他の機種より斜めの入力がスムーズなため、いつもの調子で適当に下に落としているとたまに斜めに落ちるのが少し気になった。ケーブルを使った通信対戦では、接続時のレスポンスのよさを感じた。斬新さはないが。
6点
SMていうか『ぷよぷよ』です。安定したおもしろさです。ただ操作性よすぎ。よすぎてぷよがヘンな方向に落ちちゃうことがたまにアリ。あと、ぷよの色が見分けにくいのがあるのもちょっと。手軽に遊べるのでついついハマっちゃいますが、ネオジオポケット版のウリがないのは悲しい。
6点
RKいまさら言うまでもなく、まんま『ぷよぷよ通』だ。さらにいまさら言うことでもないが、ネオジオポケットカラーの画面は非常に見やすくてキレイだ。違和感も何もなく、すんなりと遊ぶことができた。唯一感じたのは、操作感覚の違いくらいかなぁ?パズルゲームを求めるなら買い。
6点

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